地域医療を通じて知り得た2つの大事なこと
某地方に来てます。
ここで全国から来た複数名の学生さん対象に勉強会をしてます。
講師として招かれた背景に、その某地方の病院に応援で働いていたことが挙げられます。
いわゆる僻地と呼ばれる地域医療で、自分の思う医療をどう展開していくか
そこには想像以上に難しい現実がありました。
まず、地域の方言が分からない
これは、地元の看護師さん達の助けにより何とかなりました。
次に、予防医学に対する地域住民の考え方です。
これには非常に苦労しました
それは、今までの地域住民の日常的な生活を真っ向から否定することになりかねないからです。
たとえば、高血圧が多い地域の人に、今まで食べていた漬物は食べないで下さいなんて言っても、伝わらないどころかよそ者が何を言うかと怒られてしまいます。
理解してもらうこと
これを成し遂げるためには、まず自分が地域住民の生活を理解することから始めました。
どんな生活スタイルで
どんな食事で
どんなものがブームになっていて
一つ一つ知っていくのです。
知っていく中で、僕のことも知ってもらいます。
お互いの存在を知り合うことが、お互いの理解に通ずるのです。
そして、もう一つは、やり続けることです。
僕は医療講演を行いました。
最初は小さな施設から始まり
最後の方は地元でも有名な大きな温泉施設で講演することになりました。
そこでの経験が今にとても生かされています。
何かをやるときに2つのことさえしっかりやるのです。
①相手をまず知ること
②やり続けること
どんな時も大事なものは基本です。
最近のクマちゃん先生
こんばんは、皆さん、いかがお過ごしですか?
私、クマちゃん先生は疲労が溜まってきております(;_;)
こういう時は温泉行きたいー
今日は、地方に行った友達の結婚式のために、新幹線で地方に行き、明日は朝一で学生に向けての講師を依頼されて東北に泊まり込みの勉強会に行ってきます!
今日は新幹線
明日は飛行機
世の中便利になりました。
江戸時代のことを鑑みても、大層な進歩です。
ただ、移動が可能になると、それはそれで予定が詰め詰めになりがちです(;_;)
いっそ、江戸時代に戻って歩きながら1週間かけて行くのも悪くはないなーなんて思ったりします。笑
そんな感じですから、体はボロボロで
とうとう疲れた時に出る蕁麻疹が体に出現しました(;_;)
僕はこれを『お疲れサイン』と呼んでいます。
ええ、医学的にそんな呼び方しません。笑
明日も早いのでとっとと寝ます。
皆さんも睡眠を、、(あと温泉も)
このトイレスタイル
那谷寺でも見ましたけど、働いてるうちの一つの病院のトイレにもありました。
こんなスタイルでトイレする人いるんでしょうか?
世の中不思議です。
日本の名湯10位〜石川県・山中温泉〜
こんばんは。
なんということでしょう。
あまりに忙しくて気力が途絶えて昨日更新できませんでした(;_;)
すみません、、
でも、身体が資本なので。
無理せずにやっていきます!
ご理解よろしくお願いいたします。
さて、名湯編をいよいよ書きます!
ただ、肝心の本を実家に置いて行ってしまいました💦💦
なので、あとで泉質やデータなどは後日書き足します!
その時はまたお知らせします!
今日は、純粋な旅行記というか体験記です!
目次
山中温泉って?
山中温泉は石川県加賀市にある開湯1300年の歴史のある温泉です!
あの芭蕉もこの山中温泉を大層気に入り、草津、有馬温泉に並ぶ「扶桑の三名湯」と讃えました。
大衆の味方!菊の湯!
さて、では実際に行こうとことで、向かったのが山中温泉総湯の菊の湯です!
実は那谷寺行った日に行ったのですが、那谷寺から近いんです!
那谷寺から車で約15分ほど。
駐車場はたくさんありました。
男湯と女湯は建物ごとわかれています!
まずは、男湯です!なかなか趣きある暖簾です!
女湯はこちら!
うん!女湯の方が明らかに綺麗です!笑
飲泉したことあるかい?
飲水じゃありません。
飲泉です。
ええ、温泉を飲むんです!
といっても、温泉に浸かりながら、浸かってる温泉を飲むのではありません。
男湯の前には、飲泉出来る場所がありました!
何事もチャレンジ!
ということで実践してみます!
思ったより熱くない!
癖もそんなにない!
アルカリ性の泉質なのは知っていましたが、かといってしょっぱくもなく、ミネラルたっぷりの硬水という表現が一番近いと思います!
温泉卵を作ってみよう!
中に入ってみます!
券売機があります。
大人440円
温泉たまごつくり3個入り 210円
なるほどー
って
え?
温泉たまごつくり?
何やら面白そうです!
飲泉でチャレンジしたばかりなのに、またチャレンジ欲が、、
もちろん、やりました。笑
場所は先程の飲泉した場所の横(下の写真で奥の方)
こちらに受け付けでもらった卵を投入します!
ここの温泉はめちゃくちゃ熱いので、触れないようにゆっくり落とします!
卵かわいいです!笑
蓋を閉めます!
黄身がとろーりは40分間です!
なので、温泉に入る前に卵をいれて、上がって温泉卵を食べる!
これ最高ですね!笑
温泉に入って
温泉は恐らく40度くらい!
程よくちょっと熱いくらいです!
大衆浴場としてしっかり役割りを果たしていて、昼の2時頃だったのに、多くの地元の人たちが入浴されてました!
たまご回収!
温泉から上がったら、たまごも上げちゃいます!
温泉の中に手を突っ込むと火傷してしまうので、器具を使います!
受付の方が貸してくれます😊
うまくできました!
黄身がとろーり
簡単に美味しい温泉たまごが作れます!
何より温泉に浸かってる時も、
上がったら美味しい温泉たまご食べられるなー
ってワクワクできます!
温泉1つとっても驚きと新鮮が溢れて素敵ですね!
皆さんもお時間あれば、山中温泉に是非いらして下さい(^^)
温泉たまご付きでお勧めします!
名湯編を書きたい
こんばんは。
指の方はお陰様で落ち着いてきてます。
明日以降は、石川県の名湯を2つ行ってきたので紹介していこうと思います。
乞うご期待
と予告編になってしまいすみません。
日本の絶景①-C〜石川県・那谷寺〜【実習編】
こんばんは。
昨日切った親指ですが、圧迫止血を試みてたのですが、朝もじわっとした出血が止まらなかったので、出勤して直で救急の先生のところに行きました(;_;)
そして、縫うことに。
いつも、散々自分が処置していたのに、いざ処置される側になると怖いですね。。
麻酔も痛かったー😢
そんなこんなで大騒ぎしながら5針綺麗に縫って頂きました。
いつもありがとうございます!
こんな時、すぐ処置してもらえるし、医者で良かったって思える数少ない時でした!
縫うことになったけど、
でも、まあデコポンが美味しかったから良しとします。
さぁ今日はいよいよ那谷寺最終編です!
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いでよ!絶景の那谷寺“表の奇岩”
いきなりどーんと写真を出しましたが、インパクトありますね。
不思議な形の奇岩、それに連なる本堂。周りの木々。
うん。来て良かった。
空気も美味しいし、この時期だからか人もそんなにいなくて、静か。
この窪んでいる洞穴みたいになっている岩のところには祠やお地蔵様がいらっしゃいます。
壮大というより荘厳。
そんな言葉がこの空気感によりぴったり合うでしょう。
気付いたら、似たような写真を何枚も撮ってしまいました。笑
ちなみにこの写真は、向かいの展望台から撮りました!
本堂と噂の胎内潜り
本堂は奇岩に面して建っています。
そして中に入ると奇岩と繋がっています。
小さな洞窟のようになっていて、歩いたら30秒で終わる長さですが、奇岩の中を歩きます。
洞窟の壁には御神体が奉られていて、張り詰めた緊張感のある空気が漂っています。
この小さな洞窟を歩き渡ることを胎内潜りといいます。
すぐ終わるはずの空間なのに
この空間は永遠なんじゃないかと思わせる静けさと冷やっとする冷たい空気。
そんな張り詰めた空気なのに、どこか安心する。
とても不思議な空間でした。
本堂を出ると、そこには?!
出ると自然にできた木の門が待っていてくれました。
不思議な木の門を通るといよいよ那谷寺の一番奥です。
一番奥には大池と言われる広大な池があります。
本当に広いですね。
池ではカルガモくん達が列をなして泳いでいて可愛かったです!
那谷寺に散らばる文化遺産の数々
あとは折り返すだけです。
それなのにこれだけ見るものがあるのかと感心します。
近くに芭蕉さんの句が掘られた岩があります。
昔、芭蕉さんもこの土地に来られたのですね!
「石山の石より白し秋の風」
と詠んでいます。
解説にもあるように、当時の芭蕉さんも素直な気持ちになったのでしょう。
そして、その気持ちを俳句にして詠みたかったんですね。
気持ちは少し分かる気がします。
ここにいると素直になれる。そんな気分になってしまうのです。不思議ですね。
他にもお祈りするとご縁が結ばれるという庚申塚(こうしんづか)もあります。
え?僕ですか?
もちろんお祈りしましたよ!笑
鐘楼では、この中に大きな鐘が入っています。
下から見た奇岩もなかなかですね!
最終章ということで写真をたくさん載せました。
そして残念だったのが、これ全てi phoneで撮影したんです。
はい、一眼レフ忘れました。
悲しきです。
いと悲しきです。
どこか行く時は入念な準備を、という大切な基本を那谷寺から教えられた気がしました。笑
日本の絶景第一弾那谷寺編、これにて完了です!
どうだったでしょうか?
少しでも楽しめて頂けたら幸いです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
日本の絶景①-B〜石川県・那谷寺〜【実習編】
こんばんは。
先ほどデコポンを切るときに親指を切ってしまって悶絶してたクマちゃん先生です。
痛しです。
患者さんによく気を付けてくださいねとか言ってるのに、自分がやってしまっては、、と反省です。
でも、どうしてもデコポンが食べたかったんです!
もうデコポン美味しかったから良しとします。笑
本日は石川県那谷寺第二弾ということで、たくさん写真がありますので、ゆっくり見ていってください!
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金堂華王殿
さて入ってすぐ左手に金堂華王殿があります。
なかなか立派なつくりで、存在感があります。
入口の前に何やら棒が立っています。
なんでしょうか。近づいてみます。
なんと触れればご縁を結ぶことができるとのこと。
まさしく今の自分の命題。
もちろん両手で1分間ほどしっかり触れてきました。笑
そして、中に入ります。
中には京佛師・松久宗琳師作の十一面千手観世音菩薩があり、壁面には郷土出身の作家による神仏融合の白山信仰を表す作品が飾られています。
それにしても綺麗です。
あとで分かりましたが、本殿は南北朝の戦火で焼失していて、ここに建てられたものは平成2年に再建されたものらしいです。
書院
そして本殿と繋がっている部分が特別拝観料の書院と庫裏庭園です。
書院は室町時代末期の天正の戦乱で諸堂伽藍が消失したのち、前田利常が那谷寺の再建指揮の拠点として武家書院造りとして1635年に建立されました。
中はどの部屋も釘隠しがあり、格式高い部屋が続いているという印象でした。
釘隠し。
うーん。前田家の家紋ではないと思うし、ちょっと分かりません。
中に梅があるものなど、より彫刻されたものは見たことありますが、これはどうなんでしょう。
どなたか、ご教授ください。笑
庫裏庭園
書院の向かいには庫裏庭園が続いています。
これが、予想外に広いんです!
綺麗な白色の小石が敷き詰められており、道になっているのでどんどん進みます。
小さな道を抜けると視界が広がります。
雪吊りがあるのは雪国ならではです。
池もあって、さらにどんどん奥に進むと
さらに視界が広がる空間が待っています。
まだまだ奥がありますからね。ほんと広いですね。
途中、石でできた橋を渡ったりします。おじいちゃんとおばあちゃんには危ないかもしれません。
橋をわたると、少し開けた空間があります。
そして空気が少し違うのが肌で感じられます。
感動!神々しい“裏の奇岩”!
ここでふと顔を上げました。
そこには神々しい奇岩が太い縄でくくられてありました。
あぁなんて神々しいのでしょう。
なんて空気が綺麗なのでしょう。
はっきり言って裏庭ってただの庭だと思っていました。
良い意味で期待が裏切られた瞬間です。
この瞬間が旅の中で大好きなんですよね。
いくら予習しても、こんなもんだろうと思っていても
実際目に見て初めて知ることや
目にして心が揺れ動く
この瞬間が何よりも好きです。
那谷寺に行った際は、必ず庫裏庭園に行くべきです。
奇岩の手前にある池では立派な鯉が優雅に泳いでいました。
本当に広い庭園でした。
これがまだ裏庭園ですからね。
ほんとに那谷寺、ボリューミーすぎます。
いよいよ次回で那谷寺編は最終回です。長いですね。笑
でも、それだけ伝えたい魅力ある場所なんです!
はい。
庫裏庭園の神々しい奇岩を思い出して興奮してました。すみません。